コボルトのタフタは
ちいさなまちの
ちいさなパンやさんで
はたらいていました

そのパンやさんには おかねのない剣士が
よく 売り物にならないパンを
もらいにやってきました

「いつか、名をあげて
 かならずパンの代金を
 まとめて払いにくるからな」

そう言いながら
タフタのつくった ふくらみすぎて
くっついてしまったパンを
剣士はとてもおいしそうに
たべました


はじめて自分のパンを
喜んでもらえたのがうれしくて

タフタは
 お給料の中から
できるだけ上等のワインとチーズを買い
剣士にお弁当をこしらえてあげました



「けがしないで、
 がんばってくださいね」
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